この彫刻板は、接着層を着色した合板(または積層材)であることから、カラード・グルー・プライウッド(Colored Glue Plywood:C.G.P.)となりますが、同協会ではアート彫刻板という名称で需要の拡大を推進することを決めました。そして、アート彫刻板を普及する活動として、平成5年度から、全道の小中学校を対象にした「北海道こども木工作品コンクール」の中に「レリーフ作品コンクール」の部門が作られました。このコンクールは、(社)北海道林産技術普及協会と林産試験場が共催して開催している「木のグランドフェア」の行事として定着し、平成14年で10回目を数えたと伺っています。さらに、平成13年からは、高齢者サークルを対象にした「アート彫刻板作品コンクール」の開催へと発展しているとのことでもあり、生みの親の一人としてアート彫刻板のさらなる需要拡大を願ってやみません。 |