会長挨拶


一般社団法人 北海道林産技術普及協会
      会長 髙橋 範行

 世界的に木材が希少資源となり、木材を無駄なく有効に活用するための木材加工技術の進歩が真に求められる時代になりました。特に、これから出材される人工林針葉樹をいかに有効利用するかが、これからの木材産業の浮沈にかかわることになります。人工林針葉樹を核に国産材の比率を上げるという方向は、地場産業の振興への寄与という意味も含め、全力で取り組まれなければなりません。この国産材利用を技術的な側面から支えることこそが当協会の最大の使命となります。
 また、木材資源の将来を展望したとき、たとえば次のような論点についても、木材産業に関わる者は思考を巡らせ、それぞれ情報発信をする必要があります。当協会でも対応していきたいと考えています。
 ・木材需要の全てを国産人工林材で賄うことは難しいことから、輸入材と併用することについて。
 ・国際国家の一員として、海外の再生可能な植林木認証材を活用することについて。
 ・森林の持続可能な経営などのSDGsターゲットを実現することについて。
 ・内装材に広葉樹が使用されてきた日本の建築文化を継承することについて。
 ・北海道に蓄積されている広葉樹資源の潜在的な価値を見出すことについて、など。

 当協会は、今後も道総研林産試験場との連携を図り、広範な木材関連技術の普及に努めていきます。ご支援・ご協力を、そしてさらなるご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

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